病院だけでは治らない? むち打ちを治療するということ
レントゲンで発見できない異常
交通事故でケガをした場合、病院や整形外科ではレントゲン検査をして治療を行います。整形外科では骨折や腫れなどを見つけることができても、骨の周りを支える筋肉の緊張や神経の損傷などを判断することは難しいのです。
そのため、治療を続けていてもつらい症状がなかなか改善されないことがあります。
整骨院と整形外科の違い
交通事故のケガの治療法は、症状に合わせて使い分けることが大切です。
整形外科では、レントゲン、MRI、CTといった画像検査で判断し、直接の患部が見つかれば外科的治療や投薬を行った治療をします。
しかし、むち打ちや腰痛などの筋肉や神経に異常がある場合、画像検査では確認できません。また、一時的に痛みを抑えることはできても、薬で痛みを治すことはできません。
整骨院では患者様とのコミュニケーションを大切にしながら、直接筋肉を触り、筋肉の状態からその症状を把握することによって、改善のための治療を行うことができるのです。
問診で異常を訴える患部だけではなく、患部以外の筋肉や神経の損傷などを手技による施術によって治療を行います。
画像検査では異常がないのに、徐々に痛みが現われ、頭痛や倦怠感などの症状があるという方は整骨院をおすすめします。
整形外科では「骨に異常なし」の診断、でも痛い
整形外科での診断は「骨に異常なし」でも改善がみられない。
これは骨そのものではなく、筋肉や神経とのバランスに異常があるからなのです。
整骨院では、整体による矯正やマッサージ、電気治療、アイシング、鍼灸を総合的に用い、筋肉と神経と骨のバランスを整えていきます。
痛みを取るだけではなく、自然治癒力を高めるため、投薬などでは改善されないむち打ちの症状に効果があります。
筋力アップのためのストレッチなど、自宅でできるセルフケアの指導を行い、痛みをくり返さないための根本治療を目指しています。